知っておくべき葉酸の取りすぎによる副作用とは？

葉酸の過剰摂取には注意が必要？

妊娠をしたら葉酸をしっかりとることは
胎児が神経系の病気を患わないためにも
大事なことといえます。



ただしっかりとるといっても過剰摂取には注意しないと
思わぬ落とし穴があるかもしれません。

妊婦に必要な１日の葉酸の量は およそ４００マイクログラムと厚生労働省は呼びかけています。

どれくらいの量が葉酸の過剰摂取になるの？

厚労省は１日の葉酸の量として４００マイクログラムを
推奨してるけど、それ以上摂っちゃいけないの？

もちろんそのようなことはないですが、あまり摂りすぎても
実はよくありません。

１日あたりの葉酸の上限量は1000マイクログラムまでと、
厚労省は注意を促しています。
それ以上摂ると過剰摂取になります。



ただ、この数字、普通に生活していれば、
まず、これ以上の葉酸を摂取することはないので、
そんなに神経質になって気にするほどではありません。

たとえ、葉酸が含まれる食品とサプリを併用していたとしても、
食品に含まれる葉酸は半分以上が、調理途中で失われるため、
よほどのことがない限り過剰摂取となるようなことはないでしょう

葉酸の過剰摂取による弊害って？

各研究機関によると、妊娠中の葉酸の過剰摂取によっておこる弊害として
およそ30%ほどの確立で、こどもが喘息になるという研究報告がされています。

まとめ

葉酸は妊活中には必須の栄養素ですが、不足していても、
摂りすぎでも弊害があるということは知っておくべき必要があります。

ただ、普段通りの生活を送っていれば、まず、過剰摂取になることは
ほとんどないので、こういう危険性もあるということは知っておきましょう。